白井 薫 (Kaoru Shirai)

何よりも、自分が制作したサイトを見てお客様からお喜びの声をいただけることが、私にとって大きな喜びになっています。

当サイトでのインタビュー記事作成の相談にご快諾いただいた白井さん。その積極的な面とインタビューにおいて時折見せた現実的な面は、今後のご活躍を期待させます。

 

ご質問ご自身の経歴またはフリーランス(または個人事業主)となった経緯等を教えてください。

元々は全く違う職種の会社員として働いていました。
会社員の間に出産し、復職の時期がちょうどコロナ渦と重なり、復職して間も無く保育園の登園自粛要請を受け、夫婦で交代で子供をみながらなんとか自粛期間を乗り越えました。

夫の会社は早々にリモートワークを取り入れたため、夫は家にいながら子供の面倒をみて、必要な会議には出席するなど、必要最低限の仕事をなんとかこなしていました。時間も融通が効く仕事だったため、子供が寝た後深夜まで仕事をすることも多かったですが、家でできるため、以前のように夜中に帰ってくることもなくなりました。

一方、私の方は職種上、在宅ワークが難しく、登園自粛解除になるまでは、有給休暇を使い倒すことしかできませんでした。

当時、子供が小さかったので、リモートワークができたとしても家で子供をみながら仕事をするのはほぼ不可能でしたが、小学生だったら?ということを考えた時、もしもリモートワークができれば、家で子供のそばにいながら仕事ができるなぁ・・・と想像しました。

コロナが落ち着いて通常の日常になった後は、業務の忙しさに追われ残業することもあり、毎日朝早くから保育園に預け、夜暗くなってからのお迎えの毎日を過ごす中で、

「物理的に子供と一緒にいられる時間を増やしたい」
という思いが強くなっていきました。

そして、リモートで働きやすい職種としてコーダーという職種を知り、学習を始めました。

個人事業主という働き方を選んだのは、

・自分の裁量で働いて時間の融通を効かせたい
・自分の力で報酬を得たい

という気持ちからでした。

「希望」「挑戦」というような前向きな気持ちで個人事業主をスタートしました。

 

ご質問仕事に対する熱い思いを聞かせてください。

元々音楽をやっていたこともあり、「制作すること」が大好きです。
コーダーはデザイナーさんのデザインをWeb上に再現する作業ですが、イメージ通りの実装ができた時に大きな達成感を味わうことができます。

難しい実装で時間を溶かすこともありますが、必ずできると信じて格闘を続けサイトを完成させた時は、苦労して山頂に到達して雄大な景色を眺めているようななんとも言えない感覚です。
1サイト完成させるごとに知識や経験が増え、自分自身が成長していると感じること、そして何よりも、自分が制作したサイトを見てお客様からお喜びの声をいただけることが、私にとって大きな喜びになっています。

 

ご質問フリーランス(または個人事業主)という形態で働くことについて思うことがあれば聞かせてください。

個人事業主として働く中で、会社員として働いていた時のことを思い返すと、仕事に対して「甘え」があったと感じています。
個人事業主の特徴として、良くも悪くも全てが自分次第。評価が高ければ大きく伸びるし、評価が低ければ全く伸びない現実があります。
会社員の時は、最後に責任を持つのは上司や会社であり、たとえ失敗したとしても仕事を失うリスクはほぼありません。
しかし個人事業主となれば、失敗すれば仕事を失うリスクが大いにあります。
自由とリスクは隣り合わせであるということを、ひしひしと実感しています。

だからこそ仕事に対してより真剣に取り組みますし、甘えてなんていられません。
個人で勝負をするということは、自分自身を磨き上げ、会社ではなく、自分自身を選んでいただく必要があるということです。
自己研鑽、品質チェック、日々の自分の振る舞いに対する振り返り、手を抜くことなんてできません。

ここまで個人事業主の厳しい面ばかりを並べましたが、子供や家の用事との時間調整をしやすいのも個人事業主の魅力です。
仕事は徹底して取り組み、ご依頼者様に喜んでいただく、プライベートも充実させる、そんなメリハリあるライフワークを目指し、日々取り組んでいます。

お名前:
白井 薫 (Kaoru Shirai)
職種:
Webコーダー
居住地:
東京都日野市
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