前回紹介した『ひとりブレスト』用のノートをめくると、2023年2月頭に問題点を挙げてからは、暫く “フリーランス” の言葉が出てきません。正直申しますと、別サービスのアイデア出しを行っておりました。
なんと “自分磨き” をテーマにした情報サイトの構築を考えていたのです。ただ、どのページも半分位書いて止めており、明らかに気持ちが乗っていないことがわかります。
そして、3月1日。ようやく “フリーランス” が戻ってきました。
【フリーランス情報サイト】というタイトルで始まりました。#他サービスとの差別化、#マネタイズ、#サービス名 と書いた各項目に、それぞれ連想される言葉を並べただけではありましたが… 約1か月ぶりの復活です。
その中の#サービス名 には「フリーランス・スケッチ」「dフリーランス」も書かれていて… ベタですが、やっぱり当社名(ディースケッチ)の一部を使いたかったようです。
はい、dPlanもそうです。
この日一番の収穫は、キーワードの中に「会員制」「SNS」「コミュニティ」が含まれていたこと。現在の『dPlan』に繋がる道すじを見つけた日なのかもしれません。次の日も勢いは衰えません。【フリーランサーネットワークサービス】というタイトルで#サービス名、#コンセプト について書いております。具体的なイメージを持ちつつありました。
その後、このプロジェクトの最重要課題である「仕事紹介」に関して、何かしら道すじをつけようと、知り合いが役員になっている求人紹介会社に短期案件の提供を打診したりしましたが、結局うまくいかず…
腹をくくりました。「自分で何とかする!」と。すると、不思議なもので… あるアイデアがフッと降りてきました。
Chatworkのコミュニティ…
実は、当社に問い合わせをしてくれたフリーランスの方は殆ど、予備の連絡手段として「Chatwork」のアカウントを併記してくれておりました。
そうであれば、Chatworkのグループチャットを1個作って、それをコミュニティの場にしたら良いのでは? そこにWeb制作に従事するフリーランスの方を集めたらどうなるんだろう? そこを仕事の共有、チーム作成、情報の交換等を行う場にしたら?
そして、コミュニティの場に仕事情報を投稿できるような仕組みを構築したら・・・
Chatworkを活動の場にすると、仕事情報を提供する側の担当者もChatworkアカウントを持っていることが多いので、仕事の受注を促進する上でも〈連絡のしやすさ〉はかなりのメリットです。
それに、当社のような規模の小さい企業でも、無理な資金投下をすることなく進めることができますし、万が一、当社が何かしらの事情で継続できなくなったとしても、一旦そこに集められたメンバーであれば自発的に活動を行い、コミュニティを継続することも可能です。
ただ、Chatworkはご存知の通りビジネスチャットツールなので、コミュニティを運営するには物足りなく感じる部分もあります。とはいえ、その不自由さもメンバー全員で共有し、創意工夫しながら解決してゆけば、今後の展開に活かせるのではないかと思い切り…
Chatworkを使ったコミュニティ創設の準備を始めることにしました。そして、まずは過去に問い合わせをしてれたフリーランスや個人事業主の方全員と面談して、このプランをぶつけてみることにしたのです。
(つづく)